【ブックレビュー】行動できないを心理テクニックで解消する「めんどくさいがなくなる本」

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日々の中で何かやろうとしても「めんどくさい」と感じて、手つかずになっていることありませんか?

このめんどくさいという気持ちがなかったら、もっと仕事がはかどるし、人間関係も楽になる。
そうすれば夢や目標も実現しやすくなってきっと心地よい毎日になるはず。
そうとは分かってはいるのに、いつも何かやろうと思うと「めんどくさいな」という感情に襲ってきて、明日でいいかなーと諦める。

私も今でこそ、ブログを書いたりSNS投稿がだいぶ楽にできるようになりましたが、以前はめんどくさいなと机に座ることもできない日もありました。

ブログ1投稿しようと思っていたのに他のことしてしまった。

夜になると今日もできなかったと焦る

そこからちょっと動き出して、でも終わるはずもなく中途半端で寝る

焦る気持ちがあるからなのか、よく追いかけられるとか崖から落ちる夢を見てました・・・
(これ本当です!)

こんな自分に、お前はやる気がないからだ!!と思うのです。

『「めんどくさい」がなくなる本』
鶴田豊和著
フォレスト出版

この本の中で「めんどくさい」は大きく3つに分かれると書かれています。

・行動するのが、めんどくさい
・人間関係が、めんどくさい
・何もかもが、めんどくさい

どれも一見同じようですが、感じている気持ちは違う。
そしてそれぞれの対処方法が詳しく書かれています。

その解決方法は、やる気とかモチベーションではなく、自分ルールを手放すという”心理テクニック”。
ちょっと気になりませんか?

私はこの本に出会って「めんどくさい」はゆっくりと自分を甘やかしながら、◯◯であるべきという自分で作ったルールを手放していくことを知ってとても楽になりました。

ここでは特に”行動”につながらない「めんどくさい」の対処法について書いていきます。

目次

めんどくさいと思うメカニズムとは?

「めんどくさい」という感情はどうやって起こるのでしょうか?
その発生のメカニズムを本書ではこう説明されています。

「やらなきゃ」と思う

いろいろと考えてしまう

「めんどくさい」と感じる

  何かをやらなきゃいけないと思うと、「めんどくさい」と感じやすくなる。
考えれば考えるほど、よりめんどくさいと感じて、やりたくなくなります。

めんどくさいってその行動のことを考えることで起こるというのです。
ではどんな考えが明日にしようかなーと後回しにしてしまうことを引き起こしてしまうのでしょうか?

行動するのがめんどくさいを引き起こす5つの考え方

  • 考えるのはよいことだ
  • 効率的にやりたい
  • 最初からよい結果を出したい
  • 選択肢は多いほうかいい
  • できなかったら。それは私の意志が弱いから

これを読んで全てに当てはまっていてびっくりしました。

本書の中で、”最初からよい結果を出したい”という、オークションサイトで商品を売って稼ぎたいという人が行動できない理由が紹介されていました。
ネットで商品を販売しようとするとめんどくさいと感じて行動に移せなかったのだそうです。
これを読んだとき、少し状況は違うけどまるで自分のことを言われているように感じました。

私の方はブログが書けないという問題ですが、その問題を起こしているのはこのような考え方でした。

アクセス数を集めるブログにして早く稼ぎたい!

そのためには、文章が大切だ!上手く書けないから文章の書き方の本でも探そうかな?どの本がいいだろう?

ブログの画像も大切だと聞いたからきれいな画像を探さなきゃ!

このブログ読みやすいし、アクセスも集めてるようだ。ちょっと研究しようかな。そして1〜2時間も使って色々読んでしまう。

今必要もない情報もどんどん集めて、選択肢をたくさん集めるだけ集めて、結果何だか難しいなぁーとやる気を失いまたあしたにしようかなーとなる。

書いてるだけで恐ろしいです。
ブログ書くだけなのにどうなってるの??

この行動に対してとんでもない方向に次々考えが広がってしまうのを解決するのは、心理テクニックだと著者は断言します。

めんどくさい解消に必要なのはやる気やモチベーションではない

「めんどくさい」を避けるのは、やる気やモチベーションは関係ありません。

やる気やモチベーションは関係ありません。
アメ(ごほうび)とムチ(罰)、努力、根性、忍耐も使いません。
代わりに、この本では、効果実証済みの心理テクニックを用いて、自然と「めんどくさい」が解消されるようにしていきます。

ついつい自分には努力、根性、忍耐が足りないから、行動できないのだ!!と追い込んでしまうことありませんか?
これでは結局自分を苦しめることになって、解消するどころか悪循環になります。

著者が言う、心理テクニックで自然にめんどくさいを解消に必要なのは、ネガティブな感情に蓋をしないこと。
一日に約6万回!も考えている私たちはそもそも思考をコントロールできません。

めんどくさいを解消するべき!
自分らしく生きるべき!
自分を受け入れるべき!

といった自分ルールを手放していくことがそのテクニックなのです。

行動するのがめんどくさいを感じないようにする4つの原則

では行動を妨げるめんどくささを感じないようにするテクニックとはどんなものでしょうか。

それは下記の4つの原則があると本では説明されてます。

「やらなきゃいけないこと」を減らす
「やらなきゃ」と思わないようになる
やらなきゃ」と思っても、いろいろと考えない
工夫して、とにかく行動する

やらなきゃいけないことを減らす

何かめんどくさいと思ったとき、何がめんどくさいのか具体的に知るために紙に書き出すことを勧めています。
たとえば「運動するのがめんどくさい」なら、「運動するのがめんどくさい」と書く。
それはめんどくさいというネガティブな感情を自分でちゃんと認めること。
認めることでそれは必要以上に大きくなることなく、不要になれば自然と消えていくのです。

書き出した行動に対しては、自分に本当に必要?と質問します。
やるだけでなく、やらないという選択も考えます。

やらないとは、たとえば人に頼むとか、機械にやってもらうなど、自分でやらないといけないを減らすということです。
不得意、嫌いなことは、やる前に考えてしまうのは当然。それを少しでも自分でやることから減らすことは理にかなってますよね。

やらなきゃと思わないようになる

あくまでもやらなきゃというのは、自分の中のとらえ方ですよね。

たとえば私の例で言えば、ブログを書くこと。
私はやらなきゃととらえていましたが、人にとっては「ブログ書きたい」「ブログ書いてもいい」という人もいるはずです。
このやらなきゃというのを、「やりたい」とか「やってもいい」などに変えることで、めんどくさいという気持ちが減っていきます。

やらなきゃと思ってもいろいろと考えない

やらなきゃと思ったとたん関連する事柄がいろいろと考えてしまいます。
それが結果「めんどくさい」につながっていきます。

行動力が低い人は、ほとんどの場合、事前に考えすぎる傾向があります。
一方、行動力のある人は、あまり考えずにとりあえず動きながら、体で覚えていきます。

ブログを書かなきゃ!
これではいろいろと考えるの当然ですよね。
1投稿するのにどれだけの作業内容があるのか。

内容をきめる
タイトルを決める
パソコンの前に座って書き始める
画像を決める
文章を校正する
などなどこんなもんじゃない。

まずは、小さく行動を考える必要があります。
ブログの内容を決めよう!
タイトルを考えよう!
そうやってすぐにできるような小さなタスクにすることで、関連する事柄がわっと浮かぶのを小さくすることができます。

工夫してとにかく行動する

いったん行動はじめると以外にできてることってありませんか?
著者は行動することで人生を変えてきた人です。

私の望みは、ジャネットの本の翻訳出版をすることでした。
そして、そのために、とにかくやれること、思いつくことをいろいろやってみました。
あとは流れに身を任せただけです。
その結果、自分が当初思っていた以上の結果になりました。
その1年後、ジャネットの翻訳本「心に響くことだけをやりなさい!」が刊行されて、ジャネットの初来日セミナーを開催することができました・

動き出さないと得られない情報、景色があります。
大きなことだけじゃなく、ブログを書くという小さなな行動でも、やったらやっただけ気がつくことがあります。

まとめ

行動をおこすのに、わたしたちは自分のルールでいろいろなことを考えすぎて、結局それがめんどくさいとなって行動を妨げてるのがわかりました。
自分で自分の首をしめている。
でもそのメカニズムがわかり、根性や努力といったむりやりな感じでそれに立ち向かうのではなく、自分の気持ちや考え方に柔軟性をもたせること。
それがめんどくさいをなくして、行動していける自分になるのです。

行動するためのハードルを低くして、さくさくと積み重ねていけば、それは結果人から褒められたり、成果につながり、次の行動の自信にむすびつきますよね。

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