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『前田義子の強運に生きるワザ』
小学館
この本は、前田義子さんが語られたことを文章にまとめた言わば前田義子さんの名言集のような本です。
前田義子さんは、株式会社フォクシーを24歳で設立されたファッションデザイナーで経営者。
Foxeyフォクシーの服は上品で甘い雰囲気のある可愛らしさが特徴。
そのため私は数年前にこの本を初めて読むまでは、デザイナーの前田さんにもそんな印象を勝手に結びつけていました。
しかし本を読んでいくと服のイメージと生き方のギャップに驚きます!!
自分には何が大切で、何をしているときが楽しいのかが明確で、自分に嘘をつくような行動はしないという強い信念が本の最初から最後まで言葉の隅々から伝わってきます。
読み終わったら、Foxeyの服は一見誰にでも優しい雰囲気があるけれど、芯が一本通っている、流行に流されない強さがあるように見えてきました。
幸せになりたい、成功したい、そう思ってはいるけれど自分には何が足りないのだろう。
そのきっかけになるアドバイスにあふれてます。
私がこの本で得られたこと、大きくまとめてこの3つのことをご紹介します。
- 物事をどう受け取るのかによって未来は変わる
- 執着を捨てることで運をつかむことができる
- 自分を知らないと自分らしい幸せの人生は作れない
物事をどう受け取るかによって未来は変わる
日々の中でさまざまな出来事に遭遇しますが、”同じこと”でもそれをどう受け取るかによって運の行き先が違ってくると書かれています。
最初にこんなことを書くとじゃあこの本買うの止めようかなって思われるかもしれないのですが、自己啓発本って書かれている内容の本質部分ってそんなに大きく変わらない。
違っているのは、それを誰が、どんな具体例、どんな表現で語ってくれているかです。
今まで色んな自己啓発本を買っては読みしても私ってちっとも変わってないなと感じていたら、書かれていたことをどんなとらえ方をしてるのか振り返る必要がある!
これはとっても大事なこと。
前田さんも冒頭で、”強運になるために必要なこと”として言ってます。
「整理整頓、清潔、身ぎれいにする」この三拍子だと思っています。
『前田義子の強運に生きるワザ』
えっ、こんな簡単なことで本当に強運になれるの?そう思われる人がほとんどだと思います。
ここからが強運になるかどうかの分かれ道なんです。
「こんな簡単なことで強運になれるならやってみよう」と思うか、「こんな簡単なことで強運になれるなら、世の中だれも苦労しない」と考えるか。
強運体質を作るのはとてもシンプルなこと。
それよりもそのことをどう受け取るかによって未来が変わってくると書かれてます。
執着を捨てることで運をつかむことができる
生きていると色んなことがあります。
悲しいこと、悔しいこと、運が悪いなと思うこと。
物を無くしたり、人との出会いや別れもそうです。
そのような身の回りに起こることに執着せずに通過させること。
もちろんそんな簡単にいかないこともあるとは思いますが、しがみつくと精神や体がよどんでくるし、次の新しいものが入ってくるスペースがなくなると書かれてます。
「いやなことは捨てる、水に流す、忘れる、通過する、溜めない」これがいい運をつかむための私の気力の充実法です。
『前田義子の強運に生きるワザ』
自分を知らないと自分らしい幸せな人生は作れない
どんな人生を送りたいのか?
どんなことを成し遂げたいのか?
どんな人と一緒にいたいのか?
あたなはこれらの質問に自分の言葉ですぐに応えることができますか?
自分の価値観に関わる質問です。
いつも頭に思っておかないと、このような抽象度が高い質問にはなかなか答えられないものです。
人生は小さな選択の積み重ねで出来上がっていきます。
自分がどう生きたいのか分からないと、そもそも選択から違う方向に向かってしまう。
その結果人生の運や不運にも影響を及ぼしてしまうと前田さんは言います。
いちばん大事なことは「自分はなんのためにこの世に生まれてきたか」ということなんだと思います。
なんのために生まれてきたかということは、「自分が何をしたいか」ということをつかんだかどうかなんです。
『前田義子の強運に生きるワザ』
まとめ
幸せになりたい!
成功したい!
自分が望むステージに行くためには、人生に何に時間をかけるのか、どこに意識を向けるのかがとても重要だと気づかせてくれます。
タイトルに”ライフステージ”と書きましたが、これは階級のことではなく、生き方のステージ。
『前田義子の強運に生きるワザ』はライフステージを上げていこうよ!!と勇気がもらえるヒントが散りばめられていますよ。