人間関係のストレスを作り出すのは自分次第

職場でのストレスの一番は人間関係なのではないでしょうか?


私もいつも会社に苦手な人がいて、嫌だな、関わりたくないと悩んでいました。


自分に問題があるとは気がつけず、悪いのは相手であるという何とも勝手な考え方で過ごしていたのです。

もちろん今でもすべてクリアになったわけではありません。


しかし物事のとらえ方を変えることで、人間関係のストレスも自分が作り出していることに気がつきずいぶんと楽になりました。


長年自分が付き合ってきた思考を変えてものごとを別の視点から捉えることはそんなに簡単ではありませんが、そのことに気がつき少しづつ変えていくことは必ずできるのです。

人間関係のストレスを作り出しているのは自分なんだということを書いていきます

目次

その人のありのままを見てますか?

私たちは物事にレッテルを貼って見ること得意です。


それは人に対しても同じで、ちょっとしたその人の行動や言葉から色々なレッテルを勝手に貼って見てしまいがちです。


そして一度そのように見てしまうと、その人本来の姿を見ることはできなくなります。

私の苦手だった人(Aさんと呼びますね)は仕事のやり方が雑でミスが多い人でした。
日々私が回収する書類はAさんのものはいつも切り口がガタガタで、字も雑で汚い。
仕事ももう何度もやっているはずなのにミスをする。
私はそんなAさんにいつもイライラさせられてました。

でも彼女と話しをすると、職場の人間関係を丁寧に見ていることに気がつきました。
そして研修にきた人たちにもきちんと、そして気さくに接し教えていた。
じゃあ雑な仕事やミスはしてもいいのかというとそれは違うのですが、それだけが彼女ではないし私はそこしか見ていなかったと気づいたのです。

自分はその人にどんな気持ちで接してますか?

人と接するとき私たちは表情・言葉・行動を意識して話しているのではないでしょうか?
でもその表面に表れる表情・言葉・しぐさだけではなく、非言語コミュニケーションの自分の持っている思いやイメージが相手に伝わっていることを意識していますか?

私は表面上は丁寧な言葉を選び他の人と同じようにAさんと接しているつもりでした。
でも心の中では「この人苦手だ・・・」「この人と関わりたくないのに・・・」と思っている。
それはね伝わるのですよ。
ふっとそらした視線、ソワソワしてる感じ、早く立ち去りたいから早口になっちゃったり。

Aさんと仲良くする必要はない。
でも職場は好き・嫌いの人間関係を作る場所ではない。私は仕事をしやすい人間関係を作っておきたい。
自分のあり方をこのように変えると職場の人との接し方が変わってきたのです。

人を観察し少しづつ話しをすることで見えてきたこと

では私はどうやってとらえ方を変えていったのかというと、Aさんを少し観察することをしていました。
そしてその後少しづつではありますが、観察しながら気がついてたことなどを話しをすることにしました。

私はAさんの書類の雑さやミスを見て、この人嫌だと感じていました。
しかし、話しをしていく中で、当時私が抱えていた業務上のストレスや忙しさに対して「大変やな」「頑張ってるな」と言葉をかけてくれました。
職場も離れているし、普段ほとんど関わりがないのにそんなことに気がついて見てくれていたことに気づいたのです。

まとめ

人と関わるとき、私たちは相手に自分の中の勝手なイメージを投影して見ています。
自分の見方や関わり方が苦手な人を目の前に作り出しているのです。

その勝手な思い込みを変えるためには、目の前の人をありのままに見ようとすることが大切で、見方を変えると、関わり方も変わってくる。
そのことに気がつけると、相手が敵や味方という極端な考え方から抜け出すことができます。

人はみんな様々な思い、考えを持って生きています。
その違いを認め、そこから自分も学べることがあると認識ができれば人間関係ももう少し楽になるのではないでしょうか。


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