自分が苦手だと思っている挑戦が失敗に終わり、あーあまたできなかったと落ち込む。
そして苦手を抱える自分を好きになれないということはありませんか?
私の場合は人前で話すことがとても苦手です。
言葉がすらすら出てこない。
わかりやすく話せない。
聞いてくれている人の表情や反応が気になる。
と言いたいことの半分も言えないときがあります。
ぜんぶ言えたとしても緊張して頭が真っ白になり、「また緊張して上手く話せなかったな」と自己嫌悪に陥ります。
上手く話している人を見ると劣等感を感じてしまい、自分を好きになれないのです。
そんな私が、あるプレゼン大会で緊張せずに話せた上に入賞までしました。
その経験談を交えながら人前で上手く話して小さな自信をつけたことが、自分を好きになることにつながった話しを書いていきますね。
人前で上手く話せない3つの理由
人前で上手く話せないにはこんな理由があります。
自分をよく見せようと思っている
自分の心から出てきた言葉で話してない
練習不足、準備不足
上手く話すためにはどうしたらよいのか?
違う人になる必要はない
自分のことを知ってもらう、自分の考えを伝える、自分の商品を説明するのに、なぜ他人になる必要があるのでしょうか?
人前で話す時に緊張するのは、自分をよく見せるためにカッコつけるからなんです。
TEDスピーチのように、すごいことを、すらすらとよどみなく、どうどうと話さないと伝わらないと思っている。
私は1年前くらいにあるプレゼン大会にでました。
人前で話すのが誰よりも苦手な私が、何か変えることができるかもと意を決して出ることにしたのです。
当日の自分は、そのままの自分を知ってもらおうと
ごまかしは必ず人にバレる
どこかから借りてきた言葉、だれかが話していた内容。
すごいと思ってもらおうと、自分の言いたいことにちょっとくっつけたりしても人には伝わってしまいます。
なぜなら自分の中で消化しきれてないから。
消化されるというのは、その言葉の本当の意味が経験や知識に結びついて、口になってでてくること。
とってつけたような言葉はとても軽く聞こえて、聞いてる人にはすぐばれてしまいます。
そして自分の言葉じゃないからな・・・って分かってるだけにそこがなんか堂々と言えなかったりする。
プレゼンの準備段階で、最初は原稿をひね繰り返してああでもないこうでもないと書いてました。
その中にはもっともらしいどこかで聞いたことのある言葉なんかも付け足してました。
しかし、上手くまとまらないし、練習している時に違うな−と削除されていきました。
とにかく練習すること
当たり前だけどこれが一番大切なのかも。
何度も何度も練習すること。
人に聞いてもらったり、録音して自分で聞いてみたり、時間を計って話してみたり。
そうやって何度もやっていくうちに修正箇所がでてくる。
言葉を変えたり、削ったり、テンポを早くしたり遅くしたり。
これが結局できた!できるかも!という気持ちにつながっていきます。
準備不足だと、話す前段階から不安感を持ってしまっていて、結局それが緊張にもつながっていくからです。
まとめ
人が心を動かされるのは、その人が情熱をもっていることを熱く語っている時だったり、何かに夢中で集中している時だったりしませんか?
「マツコの知らない世界」に登場する人たちの私はこれが好き!!っていうのを聞いている時、話しの内容のことよくわからなくてもこの人すごいなーって思うことあります。
またスポーツ選手が全力でプレーしている姿には、競技とか勝ち負けとか関係なく胸が熱くなります。
だからこそ、誰かになることではなく自分らしく、自分の言葉で、目には見えないけどエネルギーが乗っかるように練習する。
できないと思っていたことができるようになることは、確実に自信をもたらします。
こういう小さな自信が積み重なって自分のこと好きになることができるようになるのです。